8月17日 | ETAP-4 TOTAL:634.75km
オリアスタイ→ゾーモット
リエゾン58.20q/SS 576.55q |
快調ドライブ
教訓:だらしない運転をせよ
今回1番長いSSの朝、ちょっと楽しみだった。これほど長距離を走ったことのない私は、距離感も疲れ具合も想像できない分、怖いモノ見たさの心境だった。といっても疲れは危険である。疲れているときにクルマを壊す。スタート前の準備は“食べること”。
この日のコースは距離が長い分、全般的にハイスピードコースだった。どこまで行っても地平線、行っても行っても地平線、時折ゆるやかなカーブがあるだけで、邪魔するモノは何もない。時速120qで土埃をあげて快走するビッグホーン、さぞかし快適なドライブのはずだった。しかし運転手は必死である。目は血走り、心臓はドキドキ、気持ちがよいどころの話ではない。爽快なんてとんでもない。ところがインカムからは「いいから踏め!」と鬼の声。地割れや危険マーク付の穴なんかより、若葉マークの運転手はフラットダートにびびっていた。おかげで初めての600qは、夜になる寸前で消化できた。
ムズカシイことを菅原が教えてくれた。「ブレーキを使わない、スピードを殺さない、だらーっとながせ、それがラリーレイドの走りだ」と。
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