2004年1月13日 ボボディウラッソ → バマコ移動距離 600km 移動時間 8時間

 
「洗濯板」と呼ばれる道を走りました。車のスプリングの伸び縮みの影響で、自然発生的に出来てしまったガタガタ道です。これが100km以上も続くので、私も車も参りました。
村を通過する際は30〜50km/h走行が義務付けられているのですが、この日スピード違反の抜き打ちチェックがあり、キャンプ地入り口で全員のGPSが調べられました。違反したチームには選手にペナルティがつくので、アシスタンス車両も気をつけなければいけません。
その日以降、某ワークスチームのアシスタンス車両は、遅すぎるスピードで走行していましたので、きっと捕まって怒られた口です。


2004年1月14&15日 バマコ → アイユン・エル・アトラス移動距離 700km 移動時間 12時間

 
今回2回目のマラソンステージの日。移動中、アフリカの大地の壮大な美しさと力強さに感激!確かこの前もここを通ったはずなのですが、夜だったために全く様子がわかりませんでした。もったいない。。。ロックテーブルの大地があったと思えば、両脇一面に砂丘群が広がったり、大きなオレンジ色の夕日を見たり、アフリカの大自然の造形に疲れも吹っ飛ぶます。時折、木の影から牛や羊が出てくると、眠気も吹っ飛びます。


2004年1月16日 アイユン・エル・アトラス → ヌアクショット移動距離 870km 移動時間 12時間

 
とうとう今日が最後のキャンプになりました。前半が異常に長かっただけに、後半はアッという間でした。ゴールのダカールを目前に、夜の整備にも余念がありません。 積んできた発電機が壊れてしまって、ゴメンナサイ。でもお蔭様で直りました。


2004年1月17日 ヌアクショット → ダカール移動距離 600km 移動時間 11時間

 
街に入った昨日あたりから、現地の様子も明らかに変わってきました。でも一歩、街を離れると、アフリカならではのスケールを感じるのです。見て下さい、あのバイラーさんがこんなに小さく見えるバウバブの木。このバウバブの木は誰よりもアフリカを知っている偉大な存在です。
そしてダカールに入れば、もうそこは大都市。むせ返るほど活気にあふれたアフリカがここにはあるのです。


2004年1月18日 ダカール → ダカール 

 
念願のダカールゴールを果たされた選手、メカニックとひとつになってゴールを目指したチーム、また残念ながら途中でラリーから離れていった選手、それぞれの物語が今年も作られました。
ゴールのポディウムでお手伝いさせていただいたチームの方々が手を振る勇姿に、熱いものが込み上げてこないはずがありませんでした。

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