最終更新日:2006/10/30
■スリッパ「モンゴルへ往く」 リベンジ編
 
『タイロッドなしで900km』 8日目(8月14日) HONGOR−TSGF OVOO

溶接機がなくても諦めないカイザーさんは、私のスタート時間ギリギリまで対策を考えてくれました。この日は500km。溶接の代わりにスペシャルパーツを作ってくれたおかげでハンドルが自由に切れるようになって、昨日のことがウソのようでした。でも100km地点で壊れてしまったので昨日のようにラッシングで固定していると、今度はM1が止まってくれました。M1はメディカルカーですが、車には人のお医者さんと車のお医者さんの両方が乗っているので、心強いのです。
片側のタイロッドが効かない状態で、トータル2日間で900km走りきりました。一時はリタイヤも覚悟しましたが、これも助けてくれた方々のおかげです。


『モンゴル天国』 9日目(8月15日) TSGF OVOO−BAYAN UNJUUL


どこまで行ってもどこを見渡してもいちめんのお花畑です。こんな風景見たことがありません。天国などないと分かっていても、きっと天国ってこんなところのことを言うんだろうな、と思わずにはいられませんでした。

このまぶしい風景とやさしい空気を、こうして私に見せ続けてくださったオフィシャルの皆様、選手の方々、会社の皆さま、そしていつも助けてくれた#100会長、カイザーさん、全ての方々に感謝をしながら、今までのご褒美にしたいと思います。

#101 スリッパ 近藤聡子

 

■北京ウランバートル2006
   2006年8月7日〜16日
   TOTAL 3,732.19km(SS 3,509.02km/リエゾン233.17km)
   全部門61台出走 完走率70%

■結果:総合29位(二輪・四輪・エコチャレンジ合同)
   四輪部門 4位
   87時間41分41秒

【ご協賛各社およびご協力者】
  ・株式会社4WPWジャパン
  ・株式会社アライヘルメット
  ・株式会社ベータチタニウム
  ・山本光学株式会社
  ・ファクトリーハナワ
  ・JRMスタッフ

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