8/16 ERDENEHYLHAN-ALTAY TOTAL 599km(SS1 124km,SS2 466km) 快晴
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ラリーも後半戦を迎え、アルタイ山脈に近づくにつれ風景も変容してきた。一枚岩でできたようなけわしい岩山、怪しい黒い大地、そしてラクダからサバンナまで、何でもでてくるからモンゴルって不思議だ。見渡す範囲にゲル(丸い移動テント)が見当たらないのにどこから来たのか、私達参加競技車に満面の笑顔で手を振るモンゴルの子供達。そのまっすぐな表情を見ていて、13世紀に史上最大のモンゴル大帝国を築き上げたチンギス・ハーンのような歴史的人物が、なぜこの土地から出たのかわかったような気がした。自然の力ほど強く優しいものはない・・・。 オリアスタイの町はずれで、この日2度目のSSスタートのカウントダウンをしていたのが、菅原の息子。彼は今回オフィシャルとしてラリーに参加しており、本来の仕事はカミオンバレー(リタイヤ車のお掃除隊のこと、今回HINOより提供してもらった6輪駆動車のトラックは、乗り降りに脚立が欲しいくらいのデカさ)のドライバー。コース上では会いたくない人である。なんとも照れくさそうだったのが印象的。
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