パリダカのノウハウを凝縮させ、「軽さ」が最大の武器であるという構想に基づき、特にリアボディを大胆にカットするなど、レースのための軽量化や簡素化を実現したピックアップタイプ「BIGHORN改」。 その改造・修理の模様をご紹介します。 「ここはどうなっているの?」などのご質問などがあれば、BBSまたはメールにてご連絡ください。 |
1月のある日 次期マシーンが搬入される。 実はこの車、前回のモンゴルに出場した車なのです。転倒したにもかかわらず、最後まで走り切った根性のしっかり入った頼もしい車です。 |
搬入された次の日、 早速、改造に向けた解体がはじまります。 「頼もしい車」が、これからなんだか寂しい形になっていきます。。。 |
それから数日後、 ボディーをはじめさまざまな部品を外し、フレームにエンジンが付いただけになってしまいました。 |
2月のある日、 とうとう部品という単位に分解されてしまいました。 エンジンは外してオーバーホール、フレームは補強、各種部品はオーバーホール後塗装していきます。 |
大きなプラモデル フレームも塗装が終わりリアのホーシングも取り付けられ、エンジンを人力で再び搭載します。 なんだか、大きなプラモデルを作っている気持ちです。 |
やっと車っぽく? エンジン搭載後、ミッション・トランスファを取付け、フロントのタイヤも取り付けました。 これで、やっと車っぽく?見えてきました。 |
待望のボディー(1) APIOオノウエ自動車様より、このビックホーンにあうボディーを提供していただきました。さすがにこれは人力とはいかず、クレーン使って載せることになりました。 ちなみにこの現場はオシャレといわれる町、恵比寿。綺麗な格好をした人たちが横目で避けるように通り過ぎていきます。。。 |
待望のボディー(2) この車の車らしい最後のリアビューです。 しかし、すでに後ろのトビラが外されています。 |
車らしい形も束の間、、、 軽量化の切り札としてリアボディーが切り取られました。 切り取った部分だけでも重かったので、外した後ろのトビラと合わせだいぶ軽量化することができました。 |
切り取ったリアより これから荷台と室内を区切る隔壁を取付け、室内は人が乗れるように、荷台は荷物が載るように改造していきます。 |
改造中の室内 特にナビゲーター席は、ダッシュボードを外して各種機器を取り付けていきます。 もちろんエアコンもすでに外されています。 |
3月のある日、完成間近 燃料タンクやタイヤやスペアパーツ等を荷台に載せ、サイドの窓はポリカーボネイトで作り直し、さらに軽量化しました。 なお、エアコンも無く送風さえできないので、天上にベンチレーターを取り付けました。なんだかWRCにでてくる車みたいです。 |
完成!! あとはスポンサー様のステッカーを貼るだけ。 ドアの内張りを切り取り大きなポケットをつくり、この写真では見えないですがボンネットはFRPに作り替えるなどまだまだ軽量化しています。 |
船積みを直前に控えて スポンサー様のステッカーを貼り準備は万全、あとはモンゴルに向けて船積みをするだけ、でもその前に記念撮影。 良い結果をお知らせできるように、しっかりと走ってきます。 |
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