第6戦 9/11(土)、12(日) 晴 : 富士スピードウェイ内オフロードコース

いよいよシリーズも最終戦のJJカップ。BS2クラスに参戦中のTEAM SUGAWARAは、なんとシリーズポイントで菅原が1位、山口が2位と大活躍。紅一点の近藤も前戦の屈辱を晴らすべく、やる気満々で予選に挑む。
今回はこの世に存在する全てのスリッパが集結し、参加台数は12台!!スリッパのオールスター戦となった。やはり、レースはこれくらいの台数が集まってこそおもしろい。

今シーズンはじめて晴天に恵まれた予選では、スリッパで1分台のカベを破ろうと、各車果敢にタイムアタックにでた。この日の1番時計は1分台前半のぶっちぎりのタイムを叩き出したNo.154小澤選手。2番手は予選後半の第1コーナーで転倒してしまったNo.151野口選手。No.155菅原が4番手。そしてNo.169近藤が僅差で6番手。No.171山口が7番手という結果に終わったが、好タイムを出した近藤は、これも予選後半の第4ポストでクラッシュし、ステアリング系統を損傷してしまった。

各車一斉にスタート!!日が変わって本戦当日。空は晴れ渡り、汗ばむほどの陽気となった。No.171山口はスタート直前にステアリング系統のトラブルが発覚し、本戦目前で無念のリタイア。ポイント争いで上位を争っていただけに残念だ。
大勢の観客が見まもる中、シグナルが青に変わり各車一斉にスタート。スタートで5番手に下がってしまったNo.155菅原だが、2周目には3位に浮上し前の2台を追いかける。一方、No.169近藤は後ろから3番手に下がってしまい、必至に前の車を追いかける。

そしてトップ集団と最後尾との距離が詰まってきた9周目に、近藤がヘアピンで後ろからきた車と接触してしまい、痛恨のタイムロス。これで一挙に距離が詰まり、11周目からは周回遅れとトップ集団6、7台がからむ団子状態に。この混戦を機に菅原は12周目に2位にあがり、すぐさまトップをねらいに出るが、マシンのコントロールを失いコースアウト。すぐコースには復帰したものの再び3番手に。
ここからはいかに周回遅れをパスするかで順位が決まるシビアなレース展開となり、13周目に終始2番手を走行していたNo.151野口選手がNo.154小澤選手をとらえトップに浮上。そのままトップを守りきり優勝を遂げ、年間シリーズポイント2位を射止めた。2位には小澤選手が入り、3位に入った菅原はこれで年間シリーズチャンピオンを獲得。近藤は12周目の第1コーナーで再び接触し、そのままレースを終えてしまった。

年間チャンピオンを決めたNo.155菅原
順位選手名チーム周回数予選順位予選タイム
No.151野口新一ウエストオフロードRT151'01.44"
No.154小澤公彦SBS-WORKS151'00.23"
No.155菅原照仁TEAM SUGAWARA151'03.58"
No.165田村 研BF-Goodrich Racing151'03.58"
No.152中山祐輔SBS-WORKS151'01.50"
No.153塙 美好ウエストオフロードRT151'05.34"
No.173二宮 一誠鹿島灘オフロード14121'07.80"
No.156大平一雄ウエストオフロードRT14111'07.40"
No.158市毛睦治ウエストオフロードRT141'04.54"
10No.169近藤聡子TEAM SUGAWARA121'03.73"
DNFNo.174関根 香ウエストオフロードRT101'05.62"
DNFNo.171山口恭平TEAM SUGAWARA1'03.96"