10/24(日)モーターランド野沢において'99 ダートバトル長野シリーズ最終戦・第1回サンドワークス・3時間耐久レースが開催された。レースはクロカン四駆のGクラスが7台、セダンタイプのBCクラスが3台、JFWDAのB&S1クラスにあたるHクラスが1台、660cc以下のバギーのIクラスが6台の4クラス混走の17台で争われた。
ダートバトル長野シリーズでは初めての耐久レースとあって、JAFダートトライアル、JFWDA、オートクロスなどのドライバーが集まりその顔ぶれも様々。我々TEAM SUGAWARAからは菅原照仁/山口恭平組がスーパートライバギーで参戦。スピードのあるダートラ車相手に、とにかくピットストップ時間を最小限に抑え、上位に進出できるかどうかがカギとなった。

10時、なぜかル・マン式(スターティンググリッドにならんだ車両にセカンドドライバーがタッチするスタート方式)で行われたスタートで全車入り乱れ一斉にスタート。やはり速いのがダートラ仕様のレガシィであったが、走りが豪快でいつかは壊れそうだ。今回4台が出場したスーパートライバギーは野沢のようなフラットダートでは以外に速く、5,6番手でスプリントさながらのバトルを繰り広げる。
スタートから1時間、トップを独走中であった山口/中村組のレガシィが1コーナーで3回転の大クラッシュ。他の車両もトラブルや燃料補給、ドライバー交代などでピットに入り、もはやだれがトップなのかも分からない状態に。そんな中、菅原/山口組は順調に周回を重ね、2時間を過ぎたところでトップであることが判明!その途端、それまでノートラブルで走っていた山口が1コーナーで他車に巻き込まれ、接触&スピン。しかし大事には至らず、ドライバー交代後もトップを守りきり162周でゴール。なんと総合優勝を遂げてしまった。2番手は吉田/水谷組のサニーが157周、続いて高麗/井下田/板垣/寺沢組のパジェロが152周という結果で幕を閉じた。

順位ドライバー車 両クラスクラス順位
菅原/山口スーパートライバギー
吉田/水谷サニーBC
高麗/井下田/板垣/寺沢パジェロ
安川/黒住/三村/阿部パジェロ
須鎌/須鎌サファリ
佐藤/佐藤カプチーノ・バギー
坂西/羽生田/内川カルタスBC
小澤/金沢スーパートライバギー
丸山/細田/浜野/木下/吉田パジェロ
10佐藤/小山ホンダ・パイロット
11山口/中村レガシィ
12鷹野チェノウス・マグナム
13桐生/高橋パジェロ
14滝沢/佐藤アルトワークスBC
15薗田スーパートライバギー
16鈴木/長井スーパートライバギー